前向きな生き方

PCADサイクルとOODAループの使い分け!なにが違うの?

PACDとOODAの使い方

先日、息子の中学説明会に行ったときに

勉強の方法としてPDCAサイクルという

ビジネスメソッドを使っていて

 

会社だけでなく中学でも使われているなんて

浸透している言葉なんだ…と変なところで感心してしまった、わかなです。

 

 

調べてみると、PDCAサイクルはここ最近ではなく

第二次世界大戦後にウィリアム・エドワーズ・デミング氏によって提唱されたようです。

 

では、簡単にPDCAサイクルについて説明すると

Plan (計画)

Do (実行)

Check (評価)

Action (改善)

この4段階の頭文字をとったもので

 

Aまできたら、またPに戻って…という風に

繰り返すことによって、継続的にレベルアップしていくイメージです。

 

 

そんな中、最近よく見るようになってきたOODAループ。

 

私は海外のブロガーさんの記事で

ビジネスエリートが活用している思考法ということを知り

興味があるけど複雑そう…という印象を持っていました。

 

わかってみると、食わず嫌いだったのかな?とも思っています。

 

では

PDCAサイクルとどこが違うの?

使い分けできるの?ということで

 

アルファベットが多すぎる…と諦めずに

勉強の方法について考えてみました。

 

 

OODAループ(ウーダループ)とは?

OODAループ(ウーダループ)

Observe (観察)

Orient (仮説構築・状況判断)

Decide (意思決定)

Act (実行)

Loop (見直す)

この頭文字をとったものです。

 

ちょっと言葉が難しそうですよね。

 

しかし実は、

お母さんなら日常的にやっているメソッドなんです。

あれ?なんか今日、子どもの様子がいつもと違う?(観察・みる)

熱があるのかな?体温計で測ってみるか(状況判断・わかる)

熱があるし病院に行くか(意思決定・決める)

病院で診察してもらう(実行・動く)

 

子どもの体調が悪い時は、

お母さんの判断も早い方がいいに決まっています。

 

最初のOの時点で、

OODまでは同時に考えられているというか

熱あるかも?の時点で、病院行く?までは、想定内となってきます。

 

このように、OODAループは相手を観察するところから始まります。

 

ひよこ先輩
身近なのはわかったけど、お母さんからしたら当たり前じゃない?

なんで今更ビジネスマンが話題にしてるの?

 

計画を立てて、忠実に実行するPDCAサイクルは

多くの日本人にとって当たり前で、受け入れやすいのかもしれません。

 

しかし、PDCAサイクルは定型業務には向いていますが

新しいことに挑戦するときにある不確定要素が含まれる場合には向いていません。

 

時代の変化とともに

PDCAサイクルだけでは対応できずに

この方法では時代遅れなんじゃないかな?

と思う人が増えてきたのかもしれませんね。

 

 

PDCAサイクルとOODAループの違いは?

PDCAサイクルとOODAループの違いですが

まず、PDCAサイクルとOODAループは

比べられる対象ではありません。

 

OODAループの考え方の上で

PDCAサイクルを回してやってみるイメージです。

 

それを踏まえて…

 

PDCAサイクルとOODAループの1番の大きな違いは

PDCAサイクルは、「計画」から始まるのに対し

 

OODAループは、「観察」から始まるので

想定外のことが起きても臨機応変に対応できるところです。

 

さらに、ベテランのお母さんだと

子どもの体調が悪い時の判断は、経験からより早くなると私は思っています。

 

OODAループは、直感的で臨機応変な対応が可能です。

 

 

一方でPDCAサイクルの「計画」は

一周するまで変更はありません。

 

 

PDCAサイクルとOODAループを組み合わせて受験勉強に活用!

OODAループが優秀なのは、わかりましたが

例えば高校受験のような目標がしっかりしたのものなら

PDCAサイクルを回した方がいいのかな?と思いました。

 

が、

ひよこ先輩
組み合わせられるなら、その方がいいじゃん!

と、いうことで

なんとかPDCAサイクルとOODAループを組み合わせて

勉強できるようにならないか考えてみました。

 

 

PDCAサイクルでの勉強法

Plan (計画):

いつまでにどの科目、単元をやるのか考え、学習計画を立てる

 

Do (実行):

学習計画のとおりに学習する

 

Check (評価)

過去問などテストを行う

計画通りにできたか振り返る

 

Action (改善)

なぜ計画通りにいかなかったのか?

どのようにすれば計画通りに行くのか?

学習計画を見直す

 

当たり前のように、勉強ってこんな感じだと思っていました。

 

でも、これだけだと学習計画をこなすことだけに

力を入れている感じになってしまっていますよね。

 

夏休みに計画通りに宿題を終わられられる人に向いているかもしれません。

 

OODAループでの勉強法

Observe (観察・みる):

現在の学力を把握する

志望校について、なるべく多くの情報を集める

過去問から出題傾向を割り出す

 

Orient (状況判断・わかる):

ビジョン(志望校合格)と現状の自分を理解する

自分に最適で効率の良い勉強法を考える

●得意分野を伸ばすか苦手分野を頑張るのか

●塾?家庭教師?

 

Decide (意思決定・決める):

勉強の方法を決定

 

Act (実行):

最適な勉強法を実践

足りない部分を勉強

 

OODAループの場合だと緻密な計画よりも、まずは決断と行動を。

 

孫氏の「兵は拙速(せっそく)を聞くも未だ功の久しきを賭けざるなり」って感じですね。

(作戦を練るのに時間をかけるよりも、少々まずい作戦でもすばやく行動して勝利を得ることが大切である。:コトバンクより)

 

 

 

繰り返しになりますが

PDCAサイクルとOODAループのどちらの勉強法がいい!

という話ではありません。

 

PDCAサイクルの欠点として

最初から完璧な計画を立てることは難しく

評価で計画通りいかないとモチベーションが下がることがあるので

ある程度経験が必要と言われています。

 

そして、最初私がPDCAサイクルを回していた時は

CとA、評価と改善が疎かになったまま、次に進んでいました。

 

 

それならば、そこにOODAループを取り入れ

OとO、観察と状況判断に力を入れて

現状の把握と解釈によって、D意思決定をします。

 

 

こんな感じで

うまく組み合わせたり、切り替えたりすることによって

成果を出していけたらいいですよね。

 

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