こんにちは、わかなです。
だんだんと新しいことを取り入れながらも
今までの生活が戻ってきました。
我が家の長男も運動系の部活に入部し
親子で新しい生活に少しでも早く慣れて行けるよう
慌ただしいながらも、楽しく生きています。
長男の入部した部活(監督)は
「厳しい」ことで知られているようです。
そして早くも「退部」を申し出る1年生が。
今回はこんなとき、親はどうしたらいいのか
何度も挫折経験のある私の体験から考えてみました。
部活辞めたい!理由は?
「部活動の体験を通して成長してほしい」と思わない親はいないでしょう。
しかし、せっかく決めた部活をすぐに「辞めたい」と言われると
驚いてしまって、無理にでも続けさせようとする方も多いはず。
まずは、何が理由で部活を辞めたいのか
本人も親も知る必要があります。
●部活の内容が思っていたのと違った
●部活の先生が思っていたのと違った
●部活の部員(先輩や同学年)との人間関係が思っていたのと違った
●練習内容がキツイ
●練習日程がキツイ
●顧問が厳しい
●趣味としては好きだけど部活はイヤ
●勉強との両立が不安 などなど。
部活の上下関係や顧問の先生との関係は
小学生の時には、あまり感じたことのないもので
ある意味カルチャーショックな部分もあるかもしれません。
だからといって、「そのうち慣れる」ではなく
何が嫌か、何が不安なのかを子どもと一緒に話し合ってほしいなと思うのです。
悩むから考えるへ
大人でもそうですが
「部活イヤだな」って思い始めると、同じことを思い出して悩んでしまうんですよね。
○○に▲▲って言われたー
土日も部活あるのツライ
テストもあるのに、部活で疲れてムリ
1つの問題について、同じところでぐるぐる回ってしまっている状態。
これだと、解決できずにイヤな思いだけが膨らんでいってしまいます。
多分、子どもが1人で悩んでいるとこんな状態じゃないのかな。
だって「悩んでいる」(と思っている)ことが、目先の不安を紛らわすことになるんだから。
ある意味、現実逃避ですよね。
でも、悩んでいても1ミリも解決しないんです。
だって、子どもがするのは
●嫌々部活に行く
●部活をサボる
結局どちらかになってしまいます。
だから親ができることは
悩んでいる状態から、解決に向かって考える手助けをすることです。
何が違うの?って話ですが、
悩むことが、同じ地点をぐるぐる回っているだけなのに対して
考えることは、どんな形であれ解決に向かって進んでいくこと、です。
あとは、当初の目的を思い出してほしいです。
サッカーが上手くなりたい
地区大会で優勝したい
中には、友達と一緒で楽しそうだからという理由で入部した子もいるでしょう。
でも、強制部活でない限り「部活に行く」ことが目的ではないハズです。
恋愛に例えると、「告白したい」から、好きな人を見つける感じ。
「告白したい」が目的になってしまうと、相手は誰でもいいんだから、そりゃあ続かないでしょ?
あくまで「告白」は手段であり、目的ではありません。
目的と手段が入れ替わってしまっていませんか?
不安を紙に書いてみるのはどう?
もんもんとしたときは、気持ちを書きだすのが1番です。
「なぜ部活に行きたくないのか」理由を紙に書いてみるといいですよ。
もっと簡単に、部活について自分が思っている感情を紙に書きだすのでもいいです。
10~20分、ネガティブな感情もポジティブな感情も思いつくだけの感情を紙にぶつけてみてください。
ちょっとしたデトックスになるかもしれません。
私は、モーニング・ノートといって、
朝一での自分の感情をひたすら書いていくというワークをやっていたことがあります。
書いてみるとわかるんですが、同じようなことを何回も書いていることがあるんです。
考えても考えても頭を支配していたことが
「他に書くことないんかい!」ってくらいしかなかったり、ちっぽけだったりするんです。
客観的にみるって、大事ですね。
こんなときに不安を感じ、こんなときに頭にくるのかってわかれば
自分でも多少コントロールできるようになりますからね。
このとき、親は紙に書いた内容を見ない方がいいかも。
人に見られると思うと、自分の気持ちを正直に出すことができないですからね。
自分と向き合ってから話し合いをした方が
自分がどうしたいのか、何で悩んでいるのかが見えてくるかなと思います。
あと、このノートは1か月後くらいになってから
もう一度読み返してみるといいですよ。
限界なら辞めてもいい
親が「絶対やめないように」という説得態勢では、
もはや話し合いや相談ではなくなります。
●なぜ辞めたいのか
●辞めるか迷っているなら、休部という道は?
●辞めれば問題は解決することなのか
●辞めた後の過ごし方
などなど、柔軟に何度か話し合いを重ねるといいですよ。
しかし、
「部活に行くと思うだけでお腹が痛くなる」
「体育館の前に来ただけで足がすくむ」
「先輩にいじめられている」などの場合は
すぐにでも部活と距離をとる、辞めるという選択肢を視野にいれるべきです。
「部活動の体験を通して成長してほしい」という気持ちはありますが
そこまで無理して手に入れなくても、大人になってからでも遅くはありませんから。
部活辞めたい!と言われたら親はどうする?まとめ
私は転校先の体育の先生が怖くて
体育の時間の前にお腹が痛くなった経験があります。
その先生は、全国大会に出ているような部活の顧問の先生で
当時の私は、怖くて目も合わせられませんでした。笑
そして、その部活に入ろうなどとは、夢にも思いませんでした。
しかし、今現在、長男の部活の先生は、そのときの体育の先生を思わせるような厳しさ・怖さです。
その中で頑張っている1年生は、すごいなと日々思っています。
でも、ツライなと思ったら
我慢せずに早めに言ってほしいかなと親の立場では思います。
大人でも悩んだ時に使えると思うので、ぜひ試してみてくださいね。