こんにちは、わかなです。
兵庫県明石市の泉房穂市長(56)が13日に開かれた新年会で、花火大会に関する提言書の提出を巡って市議と口論になり「辞めてしまえ」と暴言を浴びせていたことが15日、分かった。泉氏は直後に暴言と認めて市議に謝罪した。
https://www.sponichi.co.jp/society/news/2020/01/16/kiji/20200115s00042000392000c.html
明石市市長の発言は
暴言騒動の2回目ということで
大きく取り上げられたようです。
また、明石市長は
前回の暴言騒動を反省してか
アンガーマネジメント講習を受けたり
関連書籍を読んでいたそうで
もともと話題にはなっていましたが
アンガーマネジメントという言葉が
スッキリでも特集され、注目が集まったようです。
アンガーマネジメントとは?
では、アンガーマネジメントについて
簡単に説明すると
アンガーマネジメントとは
「怒りの感情と上手に付き合う方法」です。
1970年代にアメリカで開発された
「怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニング」。
怒ったことを後悔しないために行い、
怒る必要のある時には、全く怒らないのではなく
怒りをコントロールするのがポイントです。
以前は、DV加害者や犯罪者への
強制プログラムとして活用されてきましたが
現在は、企業や医療、教育現場など
世界中で導入されています。
アンガーマネジメント協会という団体まであるんですね。
アンガーマネジメント実践方法は?
アンガーマネジメントの実践には
体質改善と対処術の
2つの柱を実践していくことが大切です。
まず、体質改善では
怒りを記録することで
傾向を客観的に見ることができます。
いつ、どこで、何があったかをメモし、
その時に思ったことや怒りの度合いを10段階で評価します。
頭に血が上っている状態では
文章にするのが難しいですからね。
書こうと思ったら少し客観的に
自分を見ることが出来るのかもしれません。
そして、対処術では
●6秒数える
心の中で6秒数え、反射的言動を抑える
●コーピングマントラ
心の中で言葉を唱え、衝動を抑制する
「大丈夫」「どんまい」などと落ち着かせる言葉や
恋人、ペットの癒やされる名前を唱える人もいるのだそう。
●タイムアウト
一度その場を離れ、クールダウンする
●グラウンディング
身近なものをジッと観察し、別のことに意識を集中させる
怒りの原因を思い出して再燃しないよう
別のことに意識を向け、集中することで、
スマホでのネット検索も効果的だそうです。
●口角を上げる
表情筋が緩むことで脳が「明るい」「楽しい」気分だと認識する
●ツボを押す
感情を沈める効果のあるツボを押す
ツボは、手の甲の親指と人差し指の分かれ目「合谷(ごうこく)」
手のひら側の小指の延長線上の手首の関節「神門(しんもん)」を指圧。
どの方法にしても
一度自分を客観視する時間を稼ぐ方法なのかもしれませんね。
アンガーマネジメントを子育てに
アンガーマネジメントは
怒った後に後悔しないためのもの。
子どもに怒ってしまった後に
後悔してしまった経験、ありますか?
私は、山ほどあります。
子育てでは「怒る」と「叱る」は
別物だと言われていますが
実際、「怒らず叱る」ことだけができるなんて難しいですよね。
私の場合だと、
体調が悪かったり、時間に余裕がなかったりしたときに
普段は何ともなくても、イラっとしてしまうことが多いようです。
また、恥ずかしい話ですが
私がお昼寝から起きたときに
畳はクレヨンで落書きされ
テレビには油性マジック、
お米を炊く前に
吸水(浸漬)させていたお釜ごと
テーブルから落ちてたときには
「もういやだー!!」って叫んでしまったことがあります笑。
ここまでくると
怒るっていうより、脱力…って感じでしたけど。
話はずれましたが、
このアンガーマネジメントを子供に対して使えれば
子どもに怒りをぶつけることなく
もっとお互いニコニコした生活が送れそうですよね。
アンガーマネジメントを子育てに実践!
私は、独身時代、
自分はあまりカッとなることはない思っていましたが
子育て中は、こんなに短気な性格だとは思わなかったです。笑
本当に子どもに育てられていますね。
1.子育てのイライラの原因を考える
それでは、イライラの原因でもある
なぜ大好きなはずの我が子に怒ってしまうのか
について考えてみました。
例えば、親は子どもに
○○してほしいと思っているのに
子どもは○○してくれないとき。
食べてくれない、寝てくれない、静かにしてくれない…などなど。
もっと具体的には、外食したときに
親は静かにご飯を食べてほしい、
もっと言えば、静かに食べるべきだと思っているのに、
子どもは、騒いだり席を立ったりして、ご飯を食べてくれない
という風に、
親の考えていることと
子どもの行動が違うときに
イライラするときが多いかな?と思います。
それに、外で人目があると
ちょっと強めに怒ってしまうんですよね。
それで大声で泣かれたときには
なんか親子そろって切ないものです。。。
で、大事なのは
何の理由もなく、イラっとなんてしませんよね?
きっとそこには
毎回イラっとした原因があるはずなんです。
それをメモでもいいし、覚えていると
なんで怒ってしまったんだろう
なにが不満だったんだろう
と、振り返ることができます。
自分はどんなときにイライラしやすいのか
自分はどんなことが許せないのかがわかると
自分の怒りパターンがわかってくるので
ちょっとだけ客観的に見れるようになりますよ。
挑戦した子育てアンガーマネジメント
先述の明石市長も
「怒った瞬間に6秒間何とか持ちこたえるトレーニング」を
していたそうなのですが、これが1番難しいと言われているようです。
確かに、私も実践したことありますが
この6秒間カウントしただけでは、怒りがおさまりませんでした。←
また、6秒と決めなくても
落ち着くまで深呼吸するのも効果的なようです。
次に、コーピングマントラ。
これは、以前保育士として働いていたママ友さんに
教えてもらったのですが
「相手はまだ3年しか生きてない」とか
とりあえず、魔法の呪文を決めておくことです。
「あいつまだレベル3なら、仕方ないよな。
私はレベル30だからな…」くらいでいいと思います。
また、私が実践していたのは
「この栄養ドリンクを飲み終える頃には大丈夫になっている」と
自分の行動に魔法をかけることでした。
おかげで1日3本栄養ドリンクを飲んだ日もありました。←
お次は、タイムアウト。
怒りが爆発してしまいそうなときに
トイレなどに退避し、落ち着かせる方法ですが
トイレまで着いてきてしまった場合は仕方がない。笑
最後になりますが
子育ての先輩から教えてもらったことは
怒っているときほど、子どもを抱きしめることです。
子どもに近づくときは笑顔で。
抱きしめてしまえば
例え鬼のような形相をしていても
子どもからは見えませんからね。笑
それに、子どもを抱きしめるって
柔らかいし、やっぱり癒し。
この方法も
アンガーマネジメントだったんだと
今になってやっと気が付きました。
アンガーマネジメントについて 最後に
衝動的にカッとなってしまわないためには
冷静に、客観的に自分を見れるようになる時間を
どうにかして作ることが
アンガーマネジメントになるのかなと思います。
そして、怒りがある程度おさまったら
(お子さんの大きさにもよりますが)
次にやってほしい行動だけを伝えてください。
イライラがおさまらずに
怒ってしまったとしても
自分を責めたりしないでくださいね。
スッキリでは
コメンテーターの下川さんが
「自分の常識は、
その人にとって、万人にとって
常識じゃないんだ」と思うと
「じゃあ、仕方ないな、と思える」
と、話していたのですが
大人であれ、子どもであれ
自分の常識という考え方のクセを
もうちょっと柔軟にしてみたらいいのかもしれませんね。
私ももう少し頑張ります。
最後に。
この騒動を、笑いに変えられる人がいたら
めちゃくちゃ有能やし、その人の本ほしい←